ベルギー・ビールの旅
1998年1月22日〜2月1日(9泊11日)

前 泊 1月21日(水) 成田(泊) 成田エアポートレストハウス
第1日 1月22日(木) 成田〜Frankfurt−Mainz(泊) Hotel Hammer
第2日 1月23日(金) Mainz−Bonn(泊) Hotel Eschweiler
第3日 1月24日(土) Bonn−Köln−Brussels (泊) Hotel La Madeleine
第4日 1月25日(日) Brussels(泊)      〃
第5日 1月26日(月) Brussels−Gent(泊) Jorishof-Cour
第6日 1月27日(火) Gent−Brugge(泊) 't Koffieboontje
第7日 1月28日(水) BruggeーAntwerpen(泊) Hotel Eden
第8日 1月29日(木) Antwerpen−Brussels−Luxenbourg(泊) Hotel Bristol
第9日 1月30日(金) Luxenbourg−Trier(泊) Hotel Haag
第10日 1月31日(土) TrierーKoblenz−Frankfurt〜(機中泊)
第11日 2月1日(日) 〜成田

*旅をプランするにあたって*
    いつもどこかへ旅をしたい 、次はどこへ行こうか、何を目的にしようか、
    はたまた、あてのない旅をしたい、などなど、「たびごころ」は人さまざま。

*1998年の旅をプランするにあたり、次のことが次第に固まってきたのです。*

   ・今回は、TBSの『世界ウルルン滞在記』で初めて知ったベルギービールの魅力を、直に訪ねる。
   ・ぜひとも Gent に 行き、『ウルルン』で三浦理恵子サンが飲んだ‘取っ手付き長デカグラス’ビールにチャレンジ!
   ・『フランダースの犬』に登場するアントワープへ行き、『キリストの降架』を見たい。(カミさんの希望)
   ・‘グルメとグルマン’の都、ブリュッセルで、ムール貝をはじめベルギー料理を堪能する。(もちろんワッフルもね) 
   ・ゲートはやっぱりドイツ。上記のルートでひとまわり。
   ・前年までと比べて期間が短いのは、この年2月に開催された長野冬季五輪の関係で。

*参考文献*
   ・TBSの『世界ウルルン滞在記』(興味のある回は必ず録画しておくといいね)
   ・宮下南緒子著『晴れた日のベルギー』丸善ブックス刊
   ・相原恭子著『ベルギーグルメ物語』主婦の友社刊
   ・玉井美子著『ベルギーの小さな旅』東京書籍刊


前泊〔成田エアポートレストハウス〕
 いつもお世話になってます。今回で4回目の利用となったホテル。 交通至便でリーズナブル。とても快適なホテル。 
 館内にある和食処『槇』で、出発前夜、日本最後の和食および日本酒はいかが?(メニューは毎年同じですが)
  *空港第2ターミナルより32番バスで。(TEL.0476-32-1212)


第1日.1月22日〔成田〜フランクフルト−マインツ〕
 今回は『AB・ROAD』でチェックした代理店で格安航空券を購入。LHに比べ安かった全日空のフライト。(航空券:ひとり 69,000円)
   
フランクフルト近郊の町 マインツへ向かう。FRA Flughafen から S-8 に乗り、20分で到着。



(左)やっぱ、ドイツビールとドイツ料理は現地が一番!

(右)ホテルの目の前がマインツ駅。
   ホントは翌朝午前7時頃。まだ暗い。
   皆さんお勤めご苦労様です!


第2日.1月23日〔マインツ−ボン〕
     
      マインツ:大聖堂 Dom       シャガールのステンドグラス ボン:ベートーベンの像    白ワイン&乾燥プルーンetc.
                                    (旧西ドイツ時代の首都ボン。そんなに思い出濃くないです。)


第3日.1月24日〔ボン−ケルン−ブリュッセル〕

ケルンでちょっと途中下車。

Dom は デカイ!路上の豆粒みたいなヒトと比べてみて。(写真は切り貼りの為、切れてます)

日本では TOKYO DOME で 野球をします、って言ったら ドイツの人たちは目を丸くするかも。

ケルンといえば、K
ölsch(ケルシュ)。
ケルンだけで作られ、その名を名乗ることのできるビール。
(でも日本のあちこちの地ビールで‘ケルシュ’なるものが見受けられる)

ここはまだ開いてなかったので、Hbf 構内のビアレストランで堪能しました。


FRA Flughafen−Brussels までの長距離切符。(空港駅で購入)
もちろんDB発行。2等でひとり DM 110.40

途中下車可なので、今回は マインツ、ボン、ケルンに途中下車。
(通しで買った方が当然安いよね)


いよいよベルギーへ。まずはホテルにチェックインし、身軽になってから市内観光へ。
ホテルは中央駅より徒歩5分少々の Hotel La Madeleine。
駅に近く、イロ・サクレにも近く、もちろんグランパレスもそば。
それでいて安い!(1泊ツイン BF2995=10,425円。当時)その後2回利用しました。

Metro 1 で Heysel駅 または Tramで St.Lambert駅下車、Atomium へ。この巨大な球体の連結は鉄の分子を表すそうです。
9つの球体があり、中はエスカレーターで移動。周囲には公園やいろいろな施設があります。
    
         駅からも見える       だんだん近づいて  内部では建設当時のビデオを上映  こんな撮影用書割りも!

夜のグランプラス                  いろんなお店の華やかなショウウインドウ                    ゴディバももちろん


第4日.1月25日〔ブリュッセル〕



(左)日曜日の朝は小鳥市

(中)ここにもネコ!

(右)ご存知‘小便小僧’

(その右)Q.ここで問題。
 この看板どこか変で〜す!


Grand Place(市庁舎を背に 270度) 



第5日.1月26日〔ブリュッセル−ゲント〕
 いよいよ‘御者のグラス’の 待つ ゲントへ。
これがベルギー国鉄のキップ。
サイズはタテ8cm×ヨコ20cm、
裏に磁気テープが貼ってあり、
使い捨てではちょっともったいない感じ。

おっと、さっきのQの答え : A.「お土産」の字が さかさま



                                                               鐘楼と繊維ホール


また何度も訪ねたくなる街並み        グラスレイ Graslei              お昼はフリテンとチキン        フランドル伯居城


(左)大砲 デ・デュレ・グリート
(中)酒場 デ・デュレ・グリート
       今からワクワク!
(右)今夜のホテル
    (写真は本館。実際の部屋は道路向かいの新館でした)



   
      開店の時間です    白ビールは BF 65(\249)  御者のグラスは BF 350(\1338)  飲んでいる間、靴片方が天井に吊り下げられる
ハプニング@ 飲み終わったところ、居合わせた他のお客さんから拍手!うれしいハプニングでした。


(左)チキンナゲットと春巻風の揚げ物


(中)(右)
胃袋に余裕のあった私たちは、
なんと夕食を食べにレストランのはしご!
ステーキに付け合せのチコリのベーコン巻きがうまい!


第6日.1月27日〔ゲント−ブルージュ〕 




(左)趣のあるゲント駅

(右)コインロッカーは暗証ナンバー式。
   小さくて見えませんが、中央の液晶表示は切り替えで日本語表示になってます。



Brugge までは 列車で 28分。とても近い。
   
   水の都ブルージュ               ベギン会修道院               日本料理‘たぬき’発見

    
  ワーテル・ゾーイ      高さ83mの鐘楼        カリヨンの内部     鐘楼からの眺め(366段を昇った甲斐があった)

ハプニングA ホテルの部屋で、突然バン!と音がして、
           ヒーターのカバーが外れた。はめてもすぐ外れてしまう。
買い込んだベルギービール(St.Louis kriek、Hoegarden、St.Bernardus)と
フリテン、リエージュ風ワッフルで おもいっきりベルギーしませう。


これはベルギー版『クイズ100人に聞きました』
ちょっとチープ。



第7日.1月28日〔ブルージュ−アントワープ〕
ハプニングB 前日、ホテルの人に朝食のことを尋ねたら、
           時間はわかったけれどレストランの場所が聞き取れなかった。
            朝になって、そろそろかな、と部屋を出て1階に降りたら、鉢合わせ。
              なんとルームサービスだったのでした。
              (そういえば、前日コーヒーか紅茶か尋ねられたような)


Antwerpen までは 列車で 73分。ちょっと遠い。


(左)Antwerpen 駅 構内

(中)ノートルダム大寺院
    『キリストの昇架』『キリストの降架』がある。

(右)ブラボーの像(ant-werpenの由来)




第8日.1月29日〔アントワープ−ブリュッセル−ルクセンブルク〕
ベルギーを後にし、小国ルクセンブルクへ。



(左)山城みたいな地形に立つ町。

(中)世界遺産のプレート

(右)夕飯は簡素に




第9日.1月30日〔ルクセンブルク−トリアー〕
ドイツの SAT 1 の朝のニュースショウ番組の1コーナー。
TV司会者が目隠しをし、視聴者が電話で下部のボールの動き(右⇔左)を指示。
上から降りてくる敵のボールを避ける、というもの。
単純なのに、どっちが下手なのか、すぐ衝突してゲームオーバー。
くだらないんだけど、はじめてドイツを個人旅行して以来、毎年飽きもせず見てます。

    
2世紀後半建造の Porta Nigra Ratskellerのビュッフェ        Dom           夜の Porta Nigra(反対側)   ドイツ料理もおいしいよ


第10日.1月31日〔トリアー−コブレンツ−フランクフルト〜〕・第11日.2月1日〔〜成田〕
Trier819−938Koblenz1349−1456Frankfurt Flughafen1755〜
帰りの便が夕方出発だったので、Koblenzに途中下車。    ドイチェス・エック(左:モーゼル、右:ライン)   ドイツ料理&ワイン食べ飲み収め
    
そして全日空で帰国の途に
(左)夕食
 ・鱒のスモーク レモン添え/サラミ/ポテトサラダ
 ・若鳥のカツレツ ミラノ風/そば/パン/ケーキ

(右)軽いお食事
 ・シュリンプカレー
 ・フルーツサラダ/ブルーベリーヨーグルト/パン


  初めてのベルギーへの旅。ベルギーってどこ?どうしてそこに行ったの?−訪ねる前は小生もほとんど知識なし。
  けれど、行ったら絶対皆さんもハマルよ!
  軽食からレストランまで、食事がおいしいし、時間や雰囲気を味わいながら飲むビアカフェのベルギービールも最高。
  これが高じて翌年はブリュッセル市内のカンティヨン醸造所を訪ね、
  2000年もスペインへ渡る前、ベルギーに数日寄りました。

 ☆次回は『ベルギー・南ドイツ・オーストリア周遊の旅』
   ベルギー・アルデンヌ地方から南ドイツ〜オーストリア(ザルツブルク・ウィーン)を旅します。寒かった〜。乞ご期待!☆



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